2009年11月アーカイブ

脳卒中の障害

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片麻痺:一側性にみられる上下肢の運動麻痺。いわゆる半身不随の状態といえる。

痙縮(痙性):錐体路障害で認められる症状。最初は弛緩性麻痺だが、しだいに痙性麻痺に移行する。関節を他動的に早く動かしたときに抵抗が強く、ゆっくり動かしたときは抵抗が弱くなる状態(clasp-knife現象)を痙性という。

固縮: 早く動かそうとゆっくり動かそうと抵抗は変わらない(鉛管現象)。錐体外路障害で認められる。

拘縮:関節包外の軟部組織が原因でおこる関節可動域制限のことである。生理学的には活動電位の発生の停止により筋が弛緩しなくなる現象。ちなみに、痙縮や固縮それ自体で関節可動域制限がでることはない。

脳卒中の合併症

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関節拘縮
麻痺側の肩、手指、足に好発。
 上肢は屈曲、膝は屈曲、足は内反尖足、足指は屈曲

骨粗鬆症
長期間の安静や麻痺による骨の脆弱。
※転倒した時に骨折しやすく、特に股関節の骨折は寝たきりにつながり易い。

肩手症候群
肩から手の疼痛、筋委縮、手指の腫脹。
※脳障害が発症の引き金

床ずれ
圧迫による皮膚の壊死。仙骨部などに好発。

亜脱臼
麻痺側の肩関節に起こりやすい。

その他
異所性骨化、視床痛、深部静脈血栓症
※視床痛・・・脳卒中と関連があり、視床部の障害により引き起こされ、麻痺側の不快感や自発痛がある。中枢性疼痛と呼ばれる。

脳卒中の分類と特徴

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脳梗塞・・・脳血栓、脳塞栓、ラクナ梗塞などがある。

  • アテローム血栓症・・・頭蓋内外の主幹動脈のアテローム硬化の血栓により血管が閉塞する。動脈硬化の危険因子である糖尿病や高血圧や高脂血症を持つ人に多い。一過性脳虚血発作(TIA)が前駆することがある。段階的に症状が悪化する。
  • 心原性塞栓症・・・心疾患(心房細動・弁膜症)に供なって、心腔内に血栓が生じ、これが剝がれて脳動脈を急速に閉塞する。重症例が多い。
  • ラクナ梗塞・・・「ラクナ」は小空洞を意味する。脳内を走る直径0.2ミリ~0.3ミリ位の動脈が閉塞してできた小梗塞

脳内出血・・・大脳深部の動脈の破たんをきたすものが多い。老人や高血圧の人に多い。神経症状は急速に進行し、ほとんどが数時間以内に完成する。

クモ膜下出血・・・クモ膜下腔に出血が生じ、激しい頭痛(バットで殴られたような痛み)がある。脳動脈瘤の破たんが原因となるものが多い。

 

脳血管障害

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脳血管障害とは、血管病変が原因で引き起こされる脳神経系の障害を総称する言葉であり、一般的には脳卒中の同義語として用いられる。
本来、脳卒中という言葉は、卒(突然)中(あたる)という言葉が意味するように、何らかの原因により脳血管が突然破綻をきたし、意識障害や片麻痺や頭痛などが突発的に出現する状態を意味する。

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